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スペイン、再び非常事態宣言 イタリアも飲食営業制限

非常事態宣言について記者会見するスペインのサンチェス首相(25日)=AP

【ウィーン=細川倫太郎】新型コロナウイルスの感染者が拡大しているスペインは25日、再び非常事態を宣言した。イタリアも夜6時以降の飲食店営業の禁止を決めた。流行の「第2波」が襲っている欧州各国は感染拡大の食い止めに苦慮しており、再び全面的な都市封鎖(ロックダウン)に踏み切る可能性もある。

スペインは非常事態宣言に伴い、国内のほぼすべての地域で原則、午後11時から午前6時までの外出を禁じる。規制時間は各自治体が設定できる。通勤や薬の購入など必要不可欠な外出は認めるほか、大西洋のカナリア諸島は除外する。

サンチェス首相は25日、「状況は深刻で、自宅にいればいるほど安全になる」と述べ、国民に理解を求めた。スペインの憲法で非常事態の期間は当初15日間と定められているが、サンチェス氏は2021年5月まで延長することを議会に提案する意向を示した。

イタリアも同日、26日から規制強化に踏み切ると発表した。飲食店の夜間営業禁止のほか、映画館や劇場、スポーツジムも閉鎖する。規制は11月24日まで。一部の州の知事はより厳しい都市封鎖を政府に求めているが、コンテ首相は「我々の目的は健康と経済を守ることだ」と強調。現時点では再度の都市封鎖に否定的な見解を示した。

イタリアでは1日あたりの感染者数が連日、過去最多を更新し、25日には2万人を超えた。イタリアを含め欧州各国は春に比べて死者数は抑えられているが、さらに感染が拡大すれば再び医療体制が逼迫しかねないとの危機感は強い。

一方、国民の間では「自粛疲れ」も広がり、政府の規制強化への反発も強まっている。イタリア南部ナポリでは週末にデモが発生し、市民が警察車両に襲いかかるなどした。ポーランドでも抗議集会が開かれた。

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