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米高官「コロナ制御せず」 副大統領周辺で感染5人

(更新)
ペンス米副大統領はコロナの検査で陰性だった(24日、南部フロリダ州)=AP

【ワシントン=中村亮】メドウズ米大統領首席補佐官は25日、CNNテレビのインタビューで「新型コロナウイルスを制御することはしない」と語った。米国では23日、新型コロナの新規感染者数が過去最多を更新した。米メディアによると、ペンス副大統領の周辺で5人の感染が判明しており、トランプ政権の対応に批判が高まっている。

メドウズ氏はコロナの感染拡大を制御しない理由について「インフルエンザと同じように伝染性のあるウイルスだからだ」と説明した。「コロナが死因とならないよう適切な軽減策を確保することが必要だ」と語り、ワクチンや治療法の開発を急ぐ方針を示した。

ホワイトハウスは24日、マーク・ショート副大統領首席補佐官がコロナ検査で陽性だったと明らかにした。ペンス氏は24日に南部フロリダ州で選挙集会を開いたがショート氏は同行せず、同氏と濃厚接触したとみられるスタッフも参加を取りやめた。複数の米メディアによると、ショート氏以外のペンス氏周辺の4人も感染した。ペンス夫妻は25日午前時点で陰性だったという。

ホワイトハウスはペンス氏が濃厚接触者に該当すると説明したが、ペンス氏は11月の大統領選に向けた遊説を続ける。今後は米疾病対策センター(CDC)の「不可欠な要員」を対象としたコロナの指針に従って「予定通りの日程をこなす」(ホワイトハウス)という。25日には南部ノースカロライナ州で選挙集会を開いた。メドウズ氏は「ペンス氏は医師から出張の許可を得た」と説明した。

民主党の副大統領候補であるカマラ・ハリス上院議員は25日、中西部ミシガン州で記者団に対し「危険で多くの犠牲者を出す事象を通じ、この政権は国を先導する責務を果たしていない」と指摘。「だからトランプ政権は2期目への資格を失っている」と批判した。10月中旬にハリス氏のスタッフの感染が発覚した際、ハリス氏は遊説を中断した。

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米国で新型コロナウイルスの新規感染者が23日、約8万3700人となった。一日あたりの感染者数としては直近のピークだった7月を上回って過去最多を更新した。感染拡大のペースは急加速しており、経済再開を阻害する恐れが強まっている。

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