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サムスンの李健熙会長が死去 中興の祖、半導体を育成

(更新)
サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長(2012年)

【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子は25日、同日未明に李健熙(イ・ゴンヒ)会長が死去したと発表した。78歳だった。1987年からサムスン会長に就任し、半導体やスマートフォン事業などを通じ世界的な企業に育てた。2014年に急性心筋梗塞で倒れて入院し、経営は長男の李在鎔(イ・ジェヨン、52)副会長に実質的に委譲していた。

ソウル市内のサムスンソウル病院で死去した。同社によると、葬儀は故人と遺族の意思により家族葬を行う。

健熙氏は1942年にサムスングループ創業者の李秉喆(イ・ビョンチョル)氏の三男として生まれた。早稲田大学に留学後、サムスングループのメディア企業に入社。79年にグループ副会長に就任、87年に秉喆氏の死去に伴いグループ会長に就いた。

中核のサムスン電子では、日本の電機大手が得意とした半導体とディスプレー事業の拡大に注力した。部品から完成品まで一貫して手掛け、現在はスマートフォンやテレビ、半導体メモリー、有機ELパネルなどの各分野で世界首位のシェアを持つ。

健熙氏が会長に就任してから経営を実質的に在鎔氏に委譲するまでの27年間で、サムスングループの総売上高は13.5兆ウォン(約1兆2400億円)から334兆ウォンへと25倍になったことなどから、サムスン中興の祖とされる。

韓国財閥では、現代自動車が10月14日に創業家2代目の鄭夢九(チョン・モング)氏(82)が会長職を長男の鄭義宣(チョン・ウィソン、50)氏に委譲した。サムスンも創業家3代目の李在鎔氏が名実ともに経営トップに就くことになる。

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