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ドラフト会議26日、投打に注目大学生 佐藤と早川

2020/10/24 18:36
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近大・佐藤は豪快なスイングが持ち味。俊足と強肩も兼ね備える=共同

近大・佐藤は豪快なスイングが持ち味。俊足と強肩も兼ね備える=共同

プロ野球ドラフト会議は26日、新型コロナウイルス感染対策でファンを会場に招待せずに開催される。高校生の春夏の甲子園大会、大学や社会人の公式戦が中止となるなど、コロナ禍に見舞われた今シーズン。スカウトの視察機会も限られた中、投打で注目を集める大学生2人に1位指名が重複しそうだ。

打者の目玉は、通算14本塁打で関西学生リーグの本塁打記録を更新した近大の内野手、佐藤輝明だ。左の長距離砲は、187センチ、94キロの恵まれた体格から繰り出す豪快なスイングが持ち味。俊足と、本職の三塁のほかに外野も守れる強肩も兼ね備えた万能タイプで、近大の先輩である糸井(阪神)と比較され「糸井2世」とも称される。

兵庫・仁川学院高時代に甲子園出場の経験はないが、大学でウエートトレーニングに励んで体をつくり、飛距離が伸びたことでプロ注目の逸材に成長した。オリックスがいち早く1位指名を公表したほか、強打の大型外野手を望んでいる巨人や阪神などの1位指名も予想され、競合が必至の状況だ。

早大・早川は最速155キロの直球を誇る=共同

早大・早川は最速155キロの直球を誇る=共同

アマ球界ナンバーワン左腕の呼び声が高いのは、早大の早川隆久だ。最速155キロをマークした直球は球威十分。スライダー、カットボールなど変化球の精度も高く、三振を取れるのが強みだ。

千葉・木更津総合高ではチームを甲子園春夏連続の8強に導いた。東京六大学リーグでは3年まで7勝12敗ながら、主将を務める最上級生になって球速が一段とアップ。即戦力の本格派左腕として評価が上がっており、地元のロッテは既に1位指名を決めた。

進学希望からプロ志望に転じた中京大中京高の高橋も上位指名されそうだ=共同

進学希望からプロ志望に転じた中京大中京高の高橋も上位指名されそうだ=共同

高校生では、当初は進学希望だった速球派右腕がプロ入りに目標を切り替えたことで、最大の注目の的に躍り出た。最速154キロを誇る愛知・中京大中京高の高橋宏斗は慶大入学がかなわず、一転してプロ志望届を提出。今夏の甲子園交流試合では九回に150キロ超をマークして11奪三振、149球の完投勝利。終盤でも球威が落ちないスタミナを示すとともに、勝てる投手であることを証明した。

実績、素質ともに世代随一と言われていた投手だけに、ドラフト戦略を練り直した球団もありそう。地元の中日を含め、各球団の当日の動向に注目が集まる。

日本のドラフト指名を拒否して外国のプロリーグでプレーした選手との契約を一定期間禁止した通称「田沢ルール」が今年撤廃された。26日のドラフトで指名可能となった田沢純一は米大リーグで救援投手として活躍後、現在は独立リーグのルートインBCリーグ埼玉に所属している。34歳の年齢はネックとなるが、上位で指名する球団は現れるか。

(常広文太)

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