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米国務長官、ナゴルノ紛争で停戦要請 双方の外相と会談

【モスクワ=小川知世】ポンペオ米国務長官は23日、訪米中のアゼルバイジャン、アルメニアの両国外相と個別にワシントンで会談した。アルメニア系住民がアゼルバイジャンからの独立を主張するナゴルノカラバフ地域で続く戦闘を巡り、両国が合意した停戦の順守を求めた。ロシアやフランスと連携し、仲介に取り組む構えをみせた。

アルメニアのムナツァカニャン外相(左)との会談に臨むポンペオ米国務長官(23日、ワシントン)=AP

米仏ロは旧ソ連時代から続くナゴルノカラバフ紛争の解決にむけ、欧州安保協力機構(OSCE)が設けた調停の枠組みの共同議長国を務める。米国にはアルメニア系住民が多く、ポンペオ氏の取り組みには、米大統領選の前にトランプ政権の外交努力を有権者に強調する狙いもありそうだ。

米国務省によると、ポンペオ氏は会談で、戦闘を止め、民間人を保護するよう訴えた。OSCEの枠組みでの実質的な和平交渉入りを求めた。

アゼルバイジャンとアルメニアの軍事衝突は9月下旬に始まった。ロシアの仲介で2度にわたって停戦合意したが、戦闘は収まらず、互いに相手の停戦違反を非難している。ロシアのプーチン大統領は22日、死者が5000人近くにのぼると指摘し、あらためて外交での解決を呼びかけた。

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