北海道の6次産業化に試練、官民ファンド投資終了へ
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北海道の農業が力を入れてきた「6次産業化」が転換期を迎える。生産から加工や販売に進出する法人に投資する官民ファンド「農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)」は損失の拡大で廃止される。競争力向上は道半ば。高齢化と人手不足が迫り、新たな手を打つ必要がある。
農林漁業の6次産業化は1次産業の事業者が2次、3次産業までも自ら手掛けるようになる事業拡大を指す。例えば、小麦を生産している事業者がパンなどの...
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