栃木県、路線バスで自動運転 25年導入へ

2020/10/23 19:01
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栃木県は2025年をメドに県内バス路線で無人の自動運転車の運行を始める。導入に向け20~23年度に県内10カ所程度で実証実験を行う。第1弾としてアイサンテクノロジーの協力を得て、21年2~3月に茂木町で主要施設を結ぶ周回バスの運行を実施する。

県無人自動運転移動サービス推進協議会で、路線バスの自動運転化に向けた行程表を明らかにした。茂木町での実証実験には定員19人のマイクロバスを使用する。バスは道の駅と真岡鉄道の茂木駅、図書館の3施設を結ぶ約3.8キロメートルを周回する。町民の乗車を促すため、期間中は運賃を無料とする。

21年度以降の実証実験は県内25市町の意向を聞いたうえで、10カ所程度で実施する。路線バスの自動運転化には、地元自治体やバス事業者などの協力のほか、走行環境の整備なども必要になる。実験を重ねて課題を洗い出し、25年からの本格運行に道筋をつける。

運転免許を返納する高齢者が増加する一方、バス運転手は不足しており、地域の公共交通の存続は危ぶまれている。県はバス路線への自動運転車の導入により、地域住民の足を維持したい考えだ。

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