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印フリップカート、衣料品販売大手に210億円出資

インドのネット通販大手フリップカートグループは23日、財閥系の衣料品販売大手アディティヤ・ビルラ・ファッション・アンド・リテールに7.8%出資すると発表した。出資額は150億ルピー(約210億円)。新型コロナウイルスの感染拡大で実店舗の販売が厳しくなるなか、インドでもネットがリアルを支援する事例が増えそうだ。

新型コロナの感染拡大を防ぐための都市封鎖で休業を強いられたビルラの店舗(5月、ニューデリー)=ロイター

ビルラはフリップカート傘下の投資会社を引受先として新株を発行する。フリップカートは22日の終値(153ルピー)より3割強高い1株205ルピーで取得する。発表を受け、ビルラ株は23日に前日終値に比べて一時16%上昇した。フリップカートはファッションの通販サイトを展開しており、ビルラとの提携で品ぞろえを広げる。

ビルラは米高級衣料「ラルフローレン」や米カジュアル衣料「フォーエバー21」などをインドで展開する。2012年にはインドの小売り大手フューチャー・グループからカジュアル衣料品店「パンタルーン」を買収した。20年3月時点で約3千店を抱え、売上高は約885億ルピーと前の期に比べ8%増えた。

ただ直近の20年4~6月期は新型コロナの影響で売上高が前年同期の4分の1に減り、最終損益は40億ルピーの赤字(前年同期は2億ルピーの黒字)に転落した。フリップカートから調達した資金で財務基盤を整えるとともに、成長投資にも充てる。

ビルラは、タタ財閥やリライアンス財閥とともにインド三大財閥とされる。ビルラの幹部は「フリップカートとの提携で(ネット通販を強化し)成長を加速できる」との声明を出した。

インドでは新型コロナの感染拡大後に小売業の再編が増えている。8月には大手財閥リライアンス・インダストリーズがフューチャー・グループの小売り部門と物流部門を買収することで合意した。

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