東京製鉄の21年3月期、税引き益65%減に下方修正

2020/10/23 20:30
保存
共有
印刷
その他

東京製鉄は23日、2021年3月期の単独税引き利益が前期比65%減の48億円になりそうだと発表した。従来予想から7億円下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて鋼材の価格が低迷。一方で原料である鉄スクラップの価格が海外市況に連動して上がり、利幅が縮む。

営業利益は69%減の53億円と9億円引き下げた。電気代などの生産コストは下がるが、原料高の影響を補えない。売上高は26%減の1340億円の見通しを変えなかった。今期の後半にかけて自動車など製造業向けを中心に需要が持ち直すとみている。配当予想も前期比1円増の16円を据え置いた。

奈良暢明取締役は決算電話会見で「販売数量の回復より鋼材価格の回復を優先したい」と語った。同日発表した20年4~9月期の単独決算は、売上高が前年同期比30%減の673億円、税引き利益が55%減の33億円だった。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]