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キヤノン系、新型コロナ検査時間が半分に

キヤノンメディカルはLAMP法の検査キットを提供する

キヤノンメディカルシステムズは23日、新型コロナウイルスの感染の有無を調べる検査システムの所要時間が従来に比べてほぼ半分に短縮できたと発表した。島津製作所がPCR検査向けに販売する試薬を使い、鼻の粘膜や唾液から核酸を抽出する処理を短縮。検査システムの使い勝手を高めて普及を図る。

キヤノンメディカルは一定の温度でウイルスの遺伝子を増やして判定する「LAMP(ランプ)法」を使う。検査全体にかかる時間は約30分で済む。早くても約1時間はかかる主流のPCR法に比べてすぐに結果が分かる。

島津が提供する試薬は、検体に混じる不純物が遺伝子の増幅を妨げる働きを抑え込むことができる。同社がノロウイルス向けに活用してきた「アンプダイレクト」と呼ばれる技術を使っている。

今回キヤノンメディカルが自社の検査システムに島津の試薬を使って十分な検査精度を確保したことで、検体採取から約20分で陽性が判定できるようになった。

今後試薬の製品化を検討し、発売時期や価格はこれから詰める。離島の港や空港など大人数の検査を一括で実施するといった需要の取り込みを狙う。

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