Googleを斬れない「さび付いた独禁法」
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米司法省が反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで米グーグルを提訴した。同社が端末メーカーなどに自社の検索サービスを標準設定させたことなどを問題視した。同省は昨年来、米連邦取引委員会(FTC)と共に、巨大IT(情報技術)企業4社を様々な観点から調査してきた。執行第1弾となった今回の提訴の論点は、独禁法の運用上は新規性が乏しい。手堅く動いたはずの司法省だが、勝算について専門家からは厳しい見立てが目立...
商標権や著作権、知的財産権など、ビジネスに関わる法律、ルールを読み解くコラムです。