[FT]バイデン候補新評伝、意外な素顔を明らかに
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バイデン氏は過小評価されがちだ。バイデン氏に話しかけることは、止めることのできない栓を開けるようなもの――。英国のある外交官はこう表現した。10月27日に発売される元副大統領の評伝を著したエバン・オスノス氏に言わせれば、バイデン氏の言葉は「質と量の荒野に住む」。その言葉は、脈絡を追えたとしても、シャーリー・テンプルの歌のように陳腐なことも多い。最初の妻との出会いを「真っ逆さまに恋に落ちた」と表現...

Edward Luce FTに入社後、1年休職し米ワシントンで当時の米クリントン政権の財務長官ローレンス・サマーズ氏のスピーチライターを務めた経験を持つ。2006~11年米ワシントン支局長を経て、現在は米政治を様々な局面から切る現職に。