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サンパウロ住民、26%が新型コロナ抗体保有か 民間調査

【サンパウロ=外山尚之】ブラジルで病院を運営するグルッポ・フレウリは22日、同国最大都市サンパウロ市に住む成人のうち、すでに26.2%が新型コロナウイルスの抗体を保有しているとの推計を発表した。所得や学歴、人種によって大きな違いがある。

新型コロナの抗体検査の様子(8月、サンパウロ)

小学校しか卒業していない市民の抗体保有率が35.8%と高いのに比べ、大卒者は16%と低かった。低所得者層はファベーラ(貧民街)などの衛生環境が悪い場所に密集して住む傾向があり、接触を避けるためのリモートワークができない職種も多い。人種別では、黒人系の31.6%に対し、比較的所得が高い白人は20.9%となっている。

調査は10月1日から10日にかけ、1129人の血液検査をもとに科学者や医療関係者、統計調査会社IBOPEなどの協力を得て実施。「少なくとも220万人の市民が既に新型コロナに感染している」と推定した。

ブラジルのサンパウロ大学や英オックスフォード大学などの研究チームが実施した別の調査によると、ブラジル北部の都市マナウスでは、ピーク時に抗体保有率が44%に達した。新型コロナの場合、免疫を持つ人が人口の40~60%に達すれば集団免疫を獲得し、流行は自然に収束に向かうとの見方もある。

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