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新型コロナ、米の新規感染6万人 インド抜き再び最多に

(更新)

【ニューヨーク=吉田圭織】米国で新型コロナウイルスの感染が勢いを増してきた。1日あたりの新規感染者数は10月下旬にインドを抜き、再び世界最多になった。入院患者数も増え続け、直近のピークだった7月下旬の水準に迫ってきた。症状が似るインフルエンザが流行しやすい北半球の冬場を前に、感染抑制の対策強化が求められる。

米ジョンズ・ホプキンス大学の調べによると、米東部時間22日午後3時半(日本時間23日午前4時半)時点の米国の新型コロナ感染者は累計で837万8377人、死者は22万2663人に達した。インドの感染者数は770万6946人、死者数は11万6616人だった。

1日あたりの新規感染者数(7日移動平均)は米国で21日まで15日連続で増加。21日には5万9990人と、8月初旬に米国を抜いて国別の世界最多となったインドを2日連続で上回った。6万7000人に達した7月下旬の「第2波」ピーク時の水準にも迫る。

病床不足のリスクも再び浮上してきた。米国の感染状況を分析する「COVIDトラッキング・プロジェクト」によると、21日には米国の入院患者が4万人を超え、集中治療室(ICU)の患者数も8182人にのぼった。いずれも8月下旬以来の高い水準だ。

再拡大の舞台となっているのは中西部地域。COVIDトラッキング・プロジェクトによると、18~21日にミシガンやウィスコンシンなど中西部を中心とする7つの州が1日あたりの新規感染者数で過去最多となった。

中西部最大の都市シカゴは感染拡大を受け、規制を強化する。シカゴのライトフット市長は22日の記者会見で、スーパーマーケットや薬局など生活に必要不可欠な業種以外は午後10時から翌日の午前6時まで営業を禁じると発表した。アルコールの販売も午後9時以降は禁止される。この措置は23日から導入する。

ライトフット氏は「過去1週間で感染者が5割増加した」と述べ、「2度目の波のまっただ中なのは確実だ」と警告。市民には夜10時以降の集まりや6人以上の集会を避けるように呼びかけた。

陽性率が13%を超えたノースダコタ州では保険局が主導するコンタクトトレーシング(接触者追跡)が追いつかなくなっている。同保険局は声明で「コロナが急増したため、追跡や陽性患者の担当者への振り分けに遅れが生じている」と明らかにした。

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