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ユニリーバ好調、7~9月売上高が予想上回る 清潔志向で

【ロンドン=佐竹実】食品・日用品大手、英蘭ユニリーバの業績が好調だ。新型コロナウイルスの感染拡大で、せっけんや消毒剤などが売れているためだ。感染症対策で人々の清潔志向は高まっており、米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などの同業にも追い風となっている。

ユニリーバはダブなどのブランドを持ち、世界190カ国・地域に展開している=ロイター

ユニリーバが22日に発表した2020年7~9月期決算は、売上高が129億ユーロ(約1兆6千億円)で、市場予想を上回った。4~6月は新興国を中心に売り上げが不調だったが、持ち直した。

ユニリーバはボディーケア製品「ダブ」などのブランドを持ち、毎日25億人が同社製品を使っている。新型コロナで清潔志向が世界的に高まり、7~9月はせっけんや消毒剤、洗剤が売れた。在宅時間が増え、ドレッシングやお茶などの食品も好調だった。一方で外出が減り、デオドラント製品の売り上げは落ちた。

もっとも欧米では新型コロナの新規感染者が増えており、先行きは依然不透明だ。アラン・ジョープ最高経営責任者(CEO)は「新型コロナへの対応モードから共生の段階に移った。だが市場環境は非常に予測しづらく、経済の減速は避けられない」と慎重な見方を示す。

欧米などは手洗いの習慣が日本ほど根付いていないが、新型コロナで生活スタイルが変わった。日用品大手の業績はおしなべて好調で、P&Gの20年7~9月期の売上高は前年同期比9%増の193億1800万ドル(約2兆円)だった。英レキットベンキーザーは洗剤や避妊具が良く売れており、20日に通年の業績見通しを引き上げた。

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