英当局、ゴールドマンに制裁金132億円 1MDB汚職で

金融最前線
2020/10/23 3:12 (2020/10/23 3:49更新)
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英当局はゴールドマンが適切なリスク管理を怠ったと指摘した=ロイター

英当局はゴールドマンが適切なリスク管理を怠ったと指摘した=ロイター

【ロンドン=篠崎健太】英国の金融監督当局は22日、米金融大手ゴールドマン・サックスに9660万ポンド(約132億円)の制裁金を科すと発表した。マレーシアの政府系ファンド「1MDB」の汚職事件で、疑惑を認識しながら金融犯罪リスクの適切な管理を怠り、不正な資金調達に関わった責任は重いと断じた。

処分を受けたのは英法人のゴールドマン・サックス・インターナショナル(GSI)。2012年と13年に1MDBの起債を引き受け、総額65億ドル(約6800億円)の調達を担った。一部は賄賂や不動産購入などに流用されていた。英金融行為監督機構(FCA)は声明で「不適切な対応で深刻な不正行為が放置された」と指弾した。

ゴールドマンは今年7月、マレーシア政府に39億ドルを支払う和解で合意した。英当局は今回の処分について、世界の金融・司法当局が計29億ドルの制裁金を科す協調措置の一環だと説明した。香港の証券当局も同日、3億5千万ドルの制裁金処分を発表している。

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