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レバノン首相にハリリ前首相を指名 1年ぶり、国民反発も

【イスタンブール=木寺もも子】中東レバノンのアウン大統領は22日、サード・ハリリ前首相を新たな首相候補として指名した。ハリリ氏は超党派による組閣を急ぎ、経済の再生に取り組む考えを示したが、国内の混乱が解消するかどうかは見通せない。デモで退陣した同氏の再登板には、国民の反発も予想される。

22日、首相指名を受けたハリリ氏(ベイルート近郊)=AP

ディアブ首相は8月、首都ベイルートで起きた爆発後の抗議デモを受けて辞任表明した。別の首相候補が組閣を試みたが、主要ポストの財務相などを巡る宗派間の対立で断念した。

レバノンは経済危機に陥っており、3月にデフォルト(債務不履行)を宣言した。国際的な支援の音頭を取るフランスは、政治空白の解消と改革に向けた道筋をつけることを支援の条件としている。

ハリリ氏は父も首相を務めた有力政治家で、イスラム教スンニ派。正式に首相に就任すれば3度目となる。経験豊富だが、2019年秋に起きた大規模な反政府デモで辞任した。変革を望む国民からは、腐敗や無責任な政治で経済危機や8月の大規模爆発を招いたとされるエリート層の一員だとみられている。

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