/

上司のセクハラで労災認定 三菱UFJ子会社の元社員

三菱UFJ信託銀行の子会社「三菱UFJ代行ビジネス」(東京)に正社員として勤務していた20代女性が、上司にしつこく食事に誘われるなどのセクハラを繰り返されたことで精神障害になったとして、立川労働基準監督署が労災認定していたことが22日、分かった。女性の代理人弁護士が都内で記者会見し明らかにした。認定は2019年2月。

蟹江鬼太郎弁護士は「身体接触のないセクハラで労災認定されたのは珍しい」としている。

弁護士らによると、女性は16年に入社。18年1月以降、上司の50代男性から何度も食事に誘われたり、誕生日に自宅の最寄り駅までつきまとわれプレゼントを渡されたりした。

「禁煙できたらご褒美の食事に行きたい」「こんな気持ちは家内と出会ってから初めて」などと記したメールも再三届いた。同年7月、不眠などの症状が出て「重度ストレス反応」と診断された。19年末に退職した。

女性の相談を受けた会社側は上司を含む管理職に注意を促したが、その後も改善しなかったという。

女性は弁護士を通じ「相談した人事部から配置転換を強要され、会社の対応が不適切だと感じた。被害を訴えた者が不利な扱いを受けることがないよう願い、公表を決めた」とのコメントを出した。

三菱UFJ代行ビジネスは取材に「会見内容を把握していないので、コメントは差し控える」としている。

セクハラを巡っては、今年6月に施行された女性活躍・ハラスメント規制法で防止対策が強化された。被害相談をした労働者に対する解雇などの不利益な扱いを禁止。研修を実施するように努めることなどが企業の責務とされた。

〔共同〕

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン