社民が解党による合流断念 事実上分裂も、党大会採決

2020/10/22 19:43
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社民党は22日、立憲民主党との合流の是非を巡って常任幹事会で協議し、解党による合流を断念した。代替案として、希望する国会議員や地方組織が党を離れるのを容認するかどうかを問う議案を11月14日の臨時党大会で諮ると決めた。可決されれば党は事実上の分裂となる。

執行部で多数を占める合流推進派の吉田忠智幹事長らは、次期衆院選を見据えて党全体の合流を目指してきた。だが福島瑞穂党首や地方から党消滅への異論が相次いだため、解党方針を転換した。

福島氏は議案が可決した場合について「今後も党首として頑張る」と共同通信の取材に答え、党に残る意向を表明した。

一方、吉田氏は記者団に「これから臨時党大会なので申し上げるべきではない」と述べるにとどめた。議案を提案した理由について「立民との合流を望む方々と、社民で頑張りたいという方が一定数いる中で今回の提案になった」と説明した。

4人の所属国会議員のうち、関係者によると吉川元・副党首と照屋寛徳衆院議員はこれまでの協議で解党合流を容認する立場を取っている。

党大会では都道府県連から選ばれた176人の代議員に投票権があり、出席者の過半数が議案に賛成すれば可決する。党則によると、解党案の場合は可決に3分の2以上の賛成が必要だった。

〔共同〕

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