スズキ、インド・グジャラート工場で100万台生産

スズキは22日、インド・グジャラートでの自動車生産が累計100万台を超えたと発表した。同社の生産拠点として最速となる、生産開始から3年9カ月での100万台超えとなった。
現地の生産子会社、スズキ・モーター・グジャラート社での生産台数が21日に100万台を超えた。同社は2017年2月から稼働を始めた。
現在グジャラートには2工場があり、合わせて50万台の生産能力を持つ。小型車の「バレーノ」や「スイフト」を生産する。スズキは19年にインドで約158万台を生産したが、そのうち約41万台を同工場が占めた。
スズキはインドに早期に進出し、同国の経済成長による需要の伸びを取り込んで規模を拡大してきた。インド市場で最大の約5割のシェアを持つ。18年6月にはインドでの累計生産2000万台を達成していた。
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