山陰合銀、サイボウズと業務提携 ICTコンサル展開

山陰合同銀行は22日、ソフト開発大手のサイボウズと業務提携したと発表した。同行は10月からICT(情報通信技術)に関するコンサルティングサービスを開始していて、サイボウズのソフトを使って取引先などを支援する。
山陰合銀が始めたのは売り上げ、受発注、顧客管理や社員の勤怠管理などのシステム導入の相談支援。山陰地方の中小企業はまだ用紙を使っている例も多く、取引先などに対し、サイボウズの開発したクラウド型法人向けサービス「キントーン」の導入などを提案する。
同行は法人営業部に3人のICT導入支援の専門部隊を設置。すでに島根県の小売業2社とコンサル契約を結んでいて、契約先企業のさらなる拡大を目指す。