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河井元法相が証言拒絶 「自分の裁判で話す」

(更新)

2019年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で公職選挙法違反(買収など)罪に問われた参院議員、河井案里被告(47)の公判が22日東京地裁(高橋康明裁判長)であり、夫で元法相の衆院議員、克行被告(57)が証人として出廷した。克行元法相は「必要なことは自分の裁判で話す」と事件についての証言をほぼ拒絶した。

克行元法相が法廷に姿を現すのは9月15日に弁護人を解任して以来。自身の公判は審理が1カ月以上中断しており、今月21日までに新たに弁護人を選任したが、再開のめどは立っていない。

この日の公判で克行元法相は黒っぽいスーツ姿で出廷。冒頭、裁判長が名前や職業などを尋ねた場面では、はっきりとした口調で「衆院議員です」などと回答した。

その後、検察側の質問に移ると「弁護人の選任届を出したばかりで協議もできていない。私自身起訴されており、必要なことは自分自身の裁判で話したい」と発言。有罪判決を受ける恐れがある場合などに証言を拒絶できる刑事訴訟法の規定などを挙げて「答弁を差し控える」と述べた。

案里議員が渡したとされる地元議員への現金供与について「私は知りません」などと証言する場面もあった。しかし事件や参院選への自身の関与など、ほぼ全ての質問について「お答えを差し控える」と証言を拒否し続けた。

起訴状によると克行元法相は19年3~8月、案里議員が立候補した参院選広島選挙区での集票を依頼し、報酬として地元議員ら100人に計約2900万円を提供したとされる。案里議員はこのうち170万円について克行元法相と共謀したとされる。

克行元法相は8月の初公判で地元議員らへの現金供与をおおむね認めた上で、買収の意図を否認。案里議員との共謀も否定していた。

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