富士フイルム、アビガン販売へ中国企業と提携

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2020/10/22 13:56
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富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」

富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン」

富士フイルム子会社の富士フイルム富山化学は22日、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」を中国で販売するため、現地の製薬会社ケアリンクと提携したと発表した。ケアリンクは富士フイルム富山化学の臨床試験(治験)などのデータを活用し、中国で輸入医薬品の承認を申請する。

当局の判断次第では、中国で薬物動態試験や治験を実施する可能性がある。承認されれば、富士フイルム富山化学が日本で生産したアビガンを中国に輸出し、ケアリンクを通して販売する方針。

また新型コロナウイルス感染症が重症化した患者にもアビガンを投与できるように、ケアリンクと共同で注射剤の開発を進める。現在のアビガンは飲み薬のため、人工呼吸器をつけている患者には投与が難しい。

富士フイルム富山化学は6月、インドの後発薬大手ドクター・レディーズ・ラボラトリーズとアラブ首長国連邦(UAE)の医療物資販売会社グローバル・レスポンス・エイド(GRA)に海外でのアビガンの製造・販売権を供与している。ただ、中国とロシアは対象外になっている。

中国ではすでにアビガンの後発薬が新型コロナ治療薬として承認されている。

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