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ブラジル大統領、中国製ワクチン許可しないと表明

【サンパウロ=外山尚之】ブラジルのボルソナロ大統領は21日、中国製の新型コロナウイルスのワクチン購入を許可しない考えを示した。ブラジルではサンパウロ州が中国企業からワクチンの提供を受けるとしており、ブラジル政府として20日に承認したばかりだった。対応が二転三転し、ワクチンが政争の具となりつつある。

ブラジルのボルソナロ大統領は中国製ワクチンへの警戒論を唱える(19日、ブラジリア)=ブラジル大統領府提供

ボルソナロ氏は中国製ワクチンについて、フェイスブックに「科学的な証明が必要だ」と書き込み、「ブラジル人は(実験用の)モルモットにならない」とも投稿。治験を終了していない中国製ワクチンについて、政府予算を使っての購入は認められないと主張した。

親米のボルソナロ氏だが、中国製ワクチンへの警戒論は国内政局を意識した動きとみられる。今回、連邦政府を飛び越えて中国製薬企業の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)からワクチンの供与を受けると決めたのはサンパウロ州のドリア州知事だ。同氏は外出自粛令など新型コロナ対策を巡り、ボルソナロ氏と対立していた。

ドリア氏は同日、「もし我々が600万回分のワクチンを入手できれば、600万人のブラジル人を救うことができる」と述べ、連邦政府に対し、中国製ワクチンの早期承認を改めて求めた。

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