欧州初の再封鎖、チェコとアイルランド 22日から

ヨーロッパ
2020/10/21 23:02 (2020/10/22 5:22更新)
保存
共有
印刷
その他

20日、チェコの首都プラハでマスクをして歩く人=ロイター

20日、チェコの首都プラハでマスクをして歩く人=ロイター

【ウィーン=細川倫太郎】チェコとアイルランドが22日から2度目のロックダウン(都市封鎖)に踏み切る。欧州連合(EU)の加盟国で全土のロックダウンを再導入するのは初めて。欧州は新型コロナウイルスの流行の「第2波」で感染者が急増しており、他の国も追随する可能性がある。

チェコは衣料品店など大半の店舗を閉め、外出は食料品の買い物や通院を除き認めない。封鎖は11月3日まで続ける。

アイルランドは行動制限を最高レベルに引き上げ、生活必需品以外の店は閉める。不可欠な仕事などを除き、自宅から半径5キロメートルを超えて移動したら罰則を科す。学校は閉鎖しない。

欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、英国を含む欧州の感染者は21日時点で約517万人、死者は約20万人。国別では直近2週間の感染者でチェコが人口比最大となっている。チェコでは病院の受け入れ能力も限界に近づき、医療崩壊の懸念も強まっている。

一部の欧州諸国は春にロックダウンを実施し、経済に大きな打撃を受けた。このため再封鎖には慎重な国が多いが、経済再開で再び感染者が急増している。フランスはパリなどで夜間の外出を禁じたほか、英国ウェールズも23日から2週間、市民に自宅にとどまるよう求める。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]