高野建設が自己破産申請 負債3.6億円、コロナ禍響く

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住建・不動産
2020/10/21 15:00
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土木業などを手掛ける高野建設(仙台市)は20日付で事業を停止し仙台地裁に21日、自己破産を申請した。新型コロナウイルスの感染拡大によるアウトドア用品事業の不振が響いた。破産申立代理人によると、負債総額は現時点で3億6400万円にのぼるという。

同社は1960年設立で、土木工事や砂利販売を主力としてきた。近年はドローン(小型無人機)の操縦士養成や、アウトドア用品を扱う店舗「ヒ・グラシ」を展開するなど事業を多角化していた。

一方、高野建設の売上高はピーク時の95年7月期には約15億円にのぼったものの、東日本大震災からの復興需要が落ち着き、19年7月期は約6億円にとどまった。新型コロナの影響でアウトドア用品の店舗も閉店を余儀なくされるなど、資金繰りに窮していた。

東京商工リサーチ東北支社によると、宮城県内の新型コロナ関連の倒産は申請準備を含めて13件、東北6県では38件となった。

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