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ANAHDの最終赤字5000億円前後、過去最大 21年3月期

(更新)
ANAの4~8月の国際線の旅客数は前年同期比96%減、国内線は84%減となった

ANAホールディングス(HD)の2021年3月期の連結最終損益が5000億円前後の赤字(前期は276億円の黒字)になりそうなことが21日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で国際線、国内線ともに旅客数の大幅な減少が続いており、過去最大の赤字になる。航空需要の回復に時間がかかると判断し、経年機や大型機材を中心に減損損失を計上する見通しだ。

27日に予定する決算発表で、未定としていた通期業績予想を開示する。

新型コロナの感染拡大を受け、航空需要は急減している。全日本空輸の4~8月の国際線の旅客数は前年同期比96%減、国内線は84%減となった。社員の一時帰休や役員報酬の減額などでコスト削減に取り組んでいるが、旅客需要の減少を補うのは簡単ではない。既に社員の年収を3割削減する方針を労働組合に提案している。

ANAHDの自己資本比率は6月末時点で34%(3月末は41%)となった。巨額の赤字で自己資本がさらに減少するため、劣後ローンなどで4000億円超の調達を検討している。

最終赤字額は03年に連結決算に移行してからは過去最大となる。これまでの過去最大の赤字は、リーマン・ショック後の景気低迷に苦しんだ10年3月期の573億円の赤字だった。

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