成長優先の競争政策に転機 米司法省がGoogle提訴
IT大手独占に弊害
(更新) [有料会員限定]
【シリコンバレー=奥平和行】1年以上にわたって米IT(情報技術)大手の調査を進めてきた米司法省が米グーグルの提訴に踏み切った。ブラウザー(インターネット閲覧ソフト)などと検索サービスを組み合わせて提供する手法を問題視し、法廷で是非を問う。IT企業の成長を優先してきた米国の競争政策や反トラスト法(独占禁止法)運用の転機となりそうだ。
「グーグルは排他的行為により独占を維持し、競争を阻害している。反...
関連企業・業界
業界: