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ウルグアイの「最も貧しい」元大統領、政界引退

(更新)
ウルグアイのムヒカ元大統領(19年2月、メキシコシティ)=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領(85)は20日、政界から引退すると発表した。元ゲリラ兵から大統領となり、質素な生活を貫いた同氏は「世界で最も貧しい大統領」として知られていた。

同氏は2010年から15年まで大統領を務め、現在は上院議員として活動していた。高齢で免疫系の疾患を抱えるムヒカ氏は「私はパンデミックに放り出された」として、新型コロナウイルスを理由に議員辞職を発表した。

ムヒカ氏は「ペペ」の愛称で親しまれ、大統領に就任後も古い自家用車やエコノミークラスの飛行機で移動するなど、質素な暮らしを続けたことで海外からも注目を浴びた。格差を広げたとして資本主義のあり方に疑問を呈するものの、大統領としては経済も重視する穏健左派的な政策を採るなど、バランス感覚に優れた指導者としてウルグアイ国内でも評価が高い。

一方、ベネズエラのチャベス前大統領と交友関係があり、同氏の後継者であるマドゥロ大統領の自国民に対する弾圧を擁護したこともある。後に撤回したものの、こうした姿勢は国内外で議論を呼んだ。

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