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9月の米住宅着工、1.9%増 一戸建てが堅調

【ワシントン=長沼亜紀】米商務省が20日発表した9月の住宅着工件数は141万5千戸(季節調整済み、年率換算値)で、前月の改定値から1.9%増えた。2カ月ぶりの増加で、主力の一戸建てが堅調さを維持した。

米住宅着工件数は9月、主力の一戸建てが大きく伸びた(米カリフォルニア州の住宅建設現場)=ロイター

ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(144万戸程度)には届かなかった。前年同月比では11.1%増えた。

一戸建ては110万8千戸で8.5%増え、5カ月連続の増加となり、新型コロナウイルス危機前の2月の水準を上回った。変動の大きい5世帯以上の集合住宅は29万5千戸で前月比14.7%減った。

先行指標である許可件数は155万3千戸で5.2%増加した。2007年3月以来13年6カ月ぶりの高水準となり、住宅市場の活況が今後も続くことを示唆した。

米景気はコロナ禍で先行きが不透明で、雇用回復も鈍い。一方、住宅市場はローン金利の低下と都市部から郊外・地方への移転需要増で力強く伸びている。全米住宅建設業協会(NAHB)が19日発表した10月の住宅市場指数も過去最高を2カ月連続で更新した。

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