宮本亞門氏ら130人誘致 伊勢の芸術家ワーケーション

三重
中部
2020/10/20 20:38
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三重県伊勢市は20日、芸術家を対象とする仕事と休暇を組み合わせた「ワーケーション」誘致で、演出家の宮本亞門さんら92組130人を公募で選んだと発表した。宿泊費を市が全額負担し、創作活動の場を提供する。

参拝者が戻りつつある伊勢神宮内宮前(5日、三重県伊勢市)

市観光誘客課によると、宮本さんは「古事記を訪ねて伊勢に行きたかった」と公募に応じた。作家の折原みとさんや歌手の相川七瀬さん、タレントの松尾貴史さんの参加も公募で決定した。

応募総数は1270人を超え、外部識者による選考は約10倍の「狭き門」となった。ゲームクリエーターや料理家、浪曲師、和楽奏者ら幅広いジャンルの気鋭を集めることができたという。

130人は11月から順次、1~2週間滞在する。市はコンテンツプラットフォーム「note」に公式アカウントを設けて滞在記録を公開する予定。「アートの力で伊勢の観光をアピールしてほしい」と期待する。

今回のワーケーション誘致は新型コロナウイルスで打撃を受けた観光業の支援の一環。滞在先となる市内の計30の宿泊施設も公募で決めた。

市の予算総額は約2500万円。宿泊費に加え、貸しスタジオやコワーキングスペースなど創作活動の場を無償で提供するほか、「インセンティブ費」の名目で全員に5万円を支給する。

実験的な誘致で2021年3月までの期間限定の事業だが、鈴木健一市長は「伊勢をアートの聖地に」と意気込む。

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