屋台にテーブル席 福岡市、3密回避へ設置認める

2020/10/20 19:03
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福岡市は20日、繁華街の中洲や天神などで夜の名物として知られる屋台に、4人程度が座れるテーブルを置くことを認めると発表した。「3密」を避けて消費の喚起を狙うが、そもそも屋台同士が近接しているため、実現には悲観的な声も。新型コロナウイルス禍の「新しい日常」が定着するかどうかは不透明だ。

福岡市の繁華街、中洲の屋台(20日)=共同

条例では、屋台の間口は3メートル、奥行きを2.5メートルと規定。間口5メートル、奥行き3メートルの範囲内でクーラーボックスなどの器材を置くことができる。今回、器材を置くスペース内でテーブルや椅子を置くことを認めた。

禁じてきたテーブル席は、新しく道路占用許可を取れば条例に抵触しないと判断した。市は広げたスペースに2人用テーブルを左右に1つずつ置けるようになると想定している。

政府が飲食店を支援するため、路上にテラス席を設けられるようにする規制緩和策を11月末まで実施することに伴う改革で、福岡市はこれを屋台にも適用した。

対象の屋台は96軒で、組合単位で申請する。高島宗一郎市長は記者会見で「続けたいとの声があれば、規制緩和の延長を国に働きかけていきたい」と強調した。一方、ある屋台組合は「場所を確保できない。大多数の屋台は『やらない』と話している」と語った。

〔共同〕

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