羅城門を再現へ協力呼びかけ 京都のNPO法人

2020/10/20 19:00
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JR京都駅の北側に設置されている10分の1サイズの羅城門の模型(明日の京都 文化遺産プラットフォーム提供)

JR京都駅の北側に設置されている10分の1サイズの羅城門の模型(明日の京都 文化遺産プラットフォーム提供)

京都の大学や行政トップ、文化人らで構成するNPO法人「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」は20日、京都市と東京都の2会場で記者会見を開き、平安京の正門にあたる「羅城門」の再現への協力を市民や企業らに呼びかけた。呼びかけ人の国際日本文化研究センターの村井康彦名誉教授は「羅城門が建てられた意味を含めて(後世に)伝える必要がある」と再現の意義を強調した。

羅城門は平安京遷都の794年前後に建てられ、約100年にわたり都の正門の役割を果たしたとされる。残された記録などによると門の大きさは幅80メートル、高さ24メートル、奥行き21メートルと推定されている。

再建の候補地や費用、完成時期、事業主体などは現時点で決まっておらず、プロジェクトに賛同する個人・団体を募って実現に向けた機運を高めていく。同団体としては当時の建物の構造や工法を忠実に再現し、再現の過程で得られる知見も記録に残したい考え。

同団体は2016年にJR京都駅の北側に実物の10分の1サイズの羅城門の模型を設置した。18年には羅城門を調査する専門の調査研究部会を設置し、原寸大の門を再現する構想を進めていた。

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