これからの学歴の話をしよう "知の差別"が招く分断
上級論説委員 小竹 洋之

小竹 洋之
中外時評
編集委員
2020/10/21 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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メリトクラシー(実力社会)。この造語を1958年の自著で世に問うたのは、英社会学者のマイケル・ヤングだ。個人の能力や努力に報いるユートピア(理想郷)の象徴とみなす向きも多いが、当時はエリートが全てを支配するディストピア(暗黒郷)の意味を持たせていた。

ヤングには先見の明があったのかもしれない。欧米では最近、メリトクラシーの光より影に焦点を当てる識者が目立つ。著書「これからの『正義』の話をしよう」…

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