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米向けがけん引、9月の輸出14カ月ぶり増 名古屋税関

名古屋税関が20日発表した9月の管内貿易概況によると、輸出額は前年同月比1%増の1兆5344億円だった。増加は14カ月ぶり。米国向けの自動車輸出が大幅に増加して全体をけん引した。全国の輸出額はマイナス圏にあり、中部の戻りの速さが目立つ。

米国向けは14カ月ぶりにプラスに転じ、20%増の4703億円だった。自動車は21%増の2023億円と、2019年7月以来2000億円の大台に乗せた。トヨタの8月の米国輸出は2%増だった。9月以降も増加基調が続いているとみられる。「ハイブリッド車(HV)や大型ガソリン車が伸びている」(名古屋税関)という。

9月の中国向けは19%増の2467億円と5カ月連続で増加した。自動車や自動車部品の伸びが続いている。一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは7カ月連続で減った。新型コロナウイルスの経済影響は大きく、タイの反体制デモなど政情不安も消費者心理を冷やす。

今回の貿易統計では輸出の持ち直しの広がりが見られた。HV部品などの重電機器と医療用機器などの科学光学機器の輸出額は、単月ベースで比較可能な1979年1月以降で最大だった。半導体製造装置や電子部品が2桁増になるなど輸出を伸ばす品目が増えている。

4~9月期の輸出額は前年同期比27%減の6兆9406億円と、半期ベースで3期連続の減少だった。自動車が前倒しで生産調整した影響などが響き、減少率は全国(19%)より大きかった。

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