北海道滝上町で「核のごみ」勉強会、調査応募は否定

北海道
環境エネ・素材
2020/10/20 17:19
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北海道滝上町の町民有志がこのほど、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に関する勉強会を町内で開いた。原子力発電環境整備機構(NUMO)の担当者も参加した。町の担当者は「(文献調査に)手を挙げることは一切ない」としている。

勉強会は17日、経営者や町議らでつくる「西紋地域エネルギー問題を考える有志の会」が開いた。NUMOの担当者は同会の要請で参加し、選定手続きを説明した。

道内では日本海側の神恵内(かもえない)村と寿都(すっつ)町で11月にも文献調査が始まる見通しだ。2年間で最大20億円の交付金が出ることもあり、経済産業省によると他にも複数の自治体が調査に関心を示しているという。

滝上町はオホーツク地域の内陸部に位置し、札幌市から車で4時間強。2017年に公表された「科学的特性マップ」によると、処分地としては海岸沿いの自治体に比べ輸送面で見劣りする。

NUMOは毎年30回程度、全国の主要都市で説明会を開いており、滝上町のように要請を受けて実施する「学習支援事業」も年間100回程度行っている。NUMO広報部は「このような説明会は珍しくない」としている。

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