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堺の浪速工作所、外壁の穴隠すボルト開発

マンション塗装後の足場解体を迅速化

金型設計・製造の浪速工作所(堺市)はマンションの壁などを塗装した後の足場解体時に、壁の穴をふさぐ目隠しボルトを開発した。矢尻にヒントを得た形で、穴にはめ込むだけで目立たなくできる。穴にシーリング材を流し込む従来の方法だと時間がかかり見た目も悪かった。新製品を使えば足場解体の迅速化で安全性が高まり、コストも下がるという。

外壁の塗装時には作業用の足場を組み、足場を壁に固定するため壁に穴をあけて専用のボルトを打ち込む。塗装終了後に足場を解体するが、1つの穴をシーリング材で隠すのに2分程度かかるという。解体時は足場がグラつくため、転落などの事故防止に作業時間の短縮が求められていた。

浪速工作所はプラスチック製の目隠しボルトを開発。刺さりやすく抜けにくい矢尻をヒントに、押し込むときは縮まって入りやすく、引っ張ると広がって外れにくい形にして特許を申請した。作業時間は最短5秒で外観もあまり目立たない。

商品名は「アンカーベ」。施主向けの価格は1個300円(税抜き)。5年後に3億6千万円の売り上げを見込む。マンションの外壁は定期的に塗り替えるため需要が継続的に見込めるという。

穴を隠す円形の頭部は大きさやドライバー用の溝の有無で4種類用意。それぞれに表面の壁柄を5種類準備し、計20種類の品ぞろえとした。

浪速工作所は塗装会社から相談を受けてニーズを把握。谷本和考社長は「高所作業は足場の解体時が最も危険。新製品を使えば解体にかかる時間が減り、転落などの事故を減らせて作業効率も高まる」と話している。

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