GoToトラベル 公明代表「5月連休まで延長」

政治
2020/10/20 18:30
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公明党の山口那津男代表は20日の記者会見で、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」事業を2021年5月の大型連休まで延長すべきだと主張した。新型コロナウイルスによる観光業への打撃が深刻化しており、観光需要の下支えが欠かせないと判断した。

トラベル事業を巡り与党幹部が具体的な延長幅に言及したのは初めて。公明党は週内にもトラベル事業の延長や雇用調整助成金の特例措置の延長を求める提言をまとめる。

政府が11月に編成を始める追加経済対策への反映を目指す。対策の裏付けとなる20年度第3次補正予算案は21年1月召集の通常国会に提出する。

トラベル事業は当初、同年1月末を期限とする予定だった。20年7月の事業開始から9月末までの利用実績は延べ2518万人と広く利用され、新型コロナで落ち込む経済の下支えに効果的との見方が広がった。

公明党は制度の見直しも求める。トラベル事業は高価格帯の宿泊施設に利用が偏り、旅館など中小事業者が不利になっているとの指摘があった。利用が週末に集中するといった弊害の是正も目指す。

山口氏は「平日も特に高齢者や時間に融通の利く人が利用できるようにすべきだ」と言及した。

加藤勝信官房長官は20日の記者会見で「実際の終了時期については予算の執行状況なども見ながら今後判断していく」と明らかにした。「観光庁で分析・検証をしっかりやり、効果を検証していくことも重要だ」と強調した。

トラベル事業は当初8月に開始する予定だったが、当時官房長官だった首相がコロナと経済活動を両立するとして7月に前倒しして始めた。

首相は10月9日の内閣記者会のインタビューで「ダメージの大きい観光関係事業の回復は地方が厳しい状況にあるときに極めて重要だ」との認識を示していた。

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