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米IBMの7~9月、3期連続減収 クラウドは2割増収

(更新)
米IBMはクラウド事業に集中する=ロイター

【ニューヨーク=白岩ひおな】米IBMは19日、2020年7~9月期の売上高が前年同期比3%減の175億6千万ドル(約1兆8500億円)だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が響き、3四半期連続の減収となった。一方、収益率の高いクラウド事業が伸び、純利益は2%増の16億9800万ドルだった。

新型コロナの感染拡大の余波で、汎用コンピューターを含むシステム部門のほか、企業のIT(情報技術)導入を支援するコンサルティングサービスや保守事業の売り上げが落ち込んだ。クラウド関連の売上高は60億ドルと19%増えた。

アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は「コロナ下でデジタル化を急ぐ企業の取り組みがクラウド事業の拡大につながった」と述べた。なかでも、19年に同社が約340億ドルで買収した米レッドハットの売上高が17%増で全体をけん引した。

IBMは今後、こうしたクラウド事業や人工知能(AI)関連の開発投資に注力する方針だ。8日には企業のネットワーク環境の構築支援、サーバー提供、保守などを手がけるネットワークサービス部門を21年に分社化すると発表した。新会社も上場を維持する。クリシュナ氏は「分離によって成長を加速させ、1兆ドル規模の市場で攻勢をかける」と述べた。

全体の売上高は市場予想(175億4千万ドル)を上回ったものの、通期の収益見通しや分離に伴う人員削減などの詳細を示さなかった。19日の時間外取引では終値を下回って推移した。

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