NYダウ反落、410ドル安 経済対策成立への期待が後退

2020/10/20 5:12 (2020/10/20 5:42更新)
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【NQNニューヨーク=古江敦子】19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比410ドル89セント(1.4%)安の2万8195ドル42セントで終えた。追加経済対策が成立するとの期待が剥落し、売りが膨らんだ。欧米での新型コロナウイルス感染の再拡大も投資家心理を冷やした。

野党・民主党のペロシ下院議長が週末に経済対策の与野党協議に48時間の期限を設けた。合意が近いとの観測から朝方は買いが先行し、ダウ平均は100ドル強上げる場面があった。だが、規模などで与野党案の隔たりは大きく、大規模な対策に消極的な上院共和党を説得する必要もある。協議は難航するとの見方が次第に優勢になり、ダウ平均は買い一巡後に売られる展開となった。

米紙が「交渉は成立しそうにみえない」と報じると売りが加速した。朝方は高く始まった主力ハイテク株が下げに転じ、資本財や一般消費財などの景気敏感株にも売りが広がった。

欧米での新型コロナ感染の拡大も売りを誘った。欧州では英仏に続きイタリアが経済活動の規制強化を準備していると伝わった。米国では新型コロナの新規感染者数が40近い州で増えている。経済活動が再び制限される可能性が意識された。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5日続落し、前週末比192.67ポイント(1.7%)安の1万1478.88で終えた。スマートフォンのアップル、ソフトウエアのマイクロソフト、ネット通販のアマゾン・ドット・コムなど主力ハイテク株が軒並み2%前後下げた。

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