米ターゲット、時給制従業員にボーナス 総額73億円

2020/10/20 4:02
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【ニューヨーク=白岩ひおな】米ディスカウントストア大手のターゲットは19日、時間給で働く従業員約35万人に総額で7千万ドル(約73億8千万円)を超えるボーナスを支給すると発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、年末商戦の本格化に備え、最前線で働く従業員に報いる。

米ディスカウント大手ターゲットは通販や店舗受け取りサービスの需要が拡大している=ロイター

11月上旬までに、店舗や流通センターなどで時給で働く従業員を対象に200ドル(約2万1千円)のボーナスを支払う。メリッサ・クレマー最高人事責任者(CHRO)は「前例のない時代に、私たちのチームが顧客や地域に与えてくれた気配りとつながりに感謝を伝えたい」と述べた。

同社は7月に1時間あたりの最低賃金を従来の13ドルから15ドルに引き上げたほか、フルタイム及びパートタイムの時間給労働者全員に200ドルのボーナスを支給した。店舗や流通センターの監督責任者にも業務内容などに応じたボーナスを付与した。

2020年に同社が従業員の待遇改善に投じた金額は今回のボーナスを含めて約10億ドル(約1054億円)に上る。通販や店舗受け取りサービスの需要拡大で好調な業績が背景にある。コロナ下で自宅で過ごす消費者が増え、家電やゲーム、キッチン用品などの販売が伸びている。年末商戦を控えさらなる注文の増加を見込む。

8月に発表した20年5~7月期決算では、純利益が前年同期比8割増の16億9000万ドル、全体の売上高は25%増の229億8千万ドルだった。店舗とオンラインを合わせた既存店売上高は24%増と、過去最高の伸びを記録した。

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