社外取、経営の要へ 報酬・指名委員長の過半に
検証・企業統治改革(上)
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コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)が2015年に導入されて5年が経過した。統治の改善を通じて日本の上場企業の競争力を高める当初の狙いはどこまで達成できたのか。経営の変化と残された課題を探る。
株主が企業統治を問題視し、トップの交代につながったLIXILグループで、統治改革が進んでいる。
同社は昨年、役員報酬の算出に加味する項目を見直した。「売上高」を外し、代わって入れたのが「投下資本利益率(ROIC)」...
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