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クラレの新工場完成 高機能マスク用の不織布増産へ

完成したクラレクラフレックスの岡山第2工場(19日、岡山市)

クラレは19日、岡山事業所(岡山市)内で子会社が建設を進めてきた高機能不織布「メルトブローン」の新工場の竣工式を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大で需要が増え続けている、医療用高性能マスクのフィルターに使う製品の増産につなげる。11月に稼働を始める予定だ。

完成したのは、子会社で不織布製造・販売のクラレクラフレックス(大阪市)の岡山第2工場。2019年秋に着工し、総工費は約20億円。これまでメルトブローンは愛媛県西条市の拠点のみで生産していたが、同工場の稼働で年産能力は従来の1.5倍の2700トンに増える。

マスク用フィルター向け製品の生産に対応できるよう、メルトブローンの性能を向上させるための帯電装置を導入した。竣工式で岡山事業所の坂本和繁所長は「国産マスクの生産拡大に必要不可欠な部材で、顧客が満足する商品の生産体制をできるだけ早く構築したい」と述べた。

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