九州圏の9月輸出4%減 自動車は8カ月ぶりに増加

福岡
九州・沖縄
2020/10/19 19:25
保存
共有
印刷
その他

門司税関が19日発表した9月の九州経済圏(九州7県と山口、沖縄県)の貿易統計(速報値)は、輸出額が前年同月比4%減の6750億円だった。減少幅は8月(16%)より改善した。主力の自動車輸出が1%増の1738億円となり、8カ月ぶりに増加に転じた。門司税関の大内伸司調査部次長は「自動車輸出は、当面回復が続く」との見通しを示した。

門司税関は、九州圏の自動車輸出について「回復が続く」との見方を示した(19日、北九州市)

全体の輸出額の減少は14カ月連続。自動車以外の主要品目では、韓国や中国の引き合いが強い半導体製造装置が2.4倍の764億円と好調だった。船舶は38%減の237億円、電子部品は2%減の893億円と振るわず、全体では前年同月を下回った。

自動車輸出の内訳は米国向けが30%増の447億円と2カ月連続のプラス。中国向けも22%増の685億円で4カ月連続のプラスとなった。欧州向けは20%減の109億円で前年割れが続いた。輸入額は18%減の4199億円。輸出から輸入を差し引いた額は2551億円の輸出超過だった。

また門司税関が同時に発表した2020年度上半期(4~9月)の輸出額は21%減の3兆3611億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い4、5月の輸出額がそれぞれ前年同月比30%以上減ったことが響いた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]