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神奈川のアウトドアに新風 車中泊カーシェアなど

神奈川県内で多様なアウトドア体験が楽しめるようになってきた。京浜急行電鉄などが三浦半島でバンなどのカーシェアと車中泊を組み合わせた事業を開始。横須賀や小田原のキャンプ場ではバンガローのような新タイプの宿泊施設が登場した。新型コロナでアウトドアが注目されるなか、各社が工夫を凝らしている。

三浦半島をバンライフの聖地に――。京浜急行電鉄と車中泊スポットの貸し借り仲介サイトを手掛けるスタートアップのカーステイ(東京・新宿)は10月から、三浦半島をバンやキャンピングカーなどで車中泊をしながら巡る新しい観光の創出に向けて協業を始めた。

カーステイは車中泊スポットの登録や検索、予約ができるサイトを運営するほか、バンやキャンピングカーのカーシェアサービスを手がける。京急はスタートアップとの連携を強化しており、カーステイとの協業はその一環だ。

まず京急グループが三浦半島で運営する「ホテル京急油壺 観潮荘」(三浦市)と「観音崎京急ホテル」(横須賀市)の駐車場を車中泊スポットとして、カーステイのサイトに登録した。11月には同グループが城ケ島(三浦市)で管理・運営するバスロータリーも追加する。場所によってはバーベキュー(BBQ)や入浴などもできる。

電車で訪れた観光客はカーステイが登録するカーシェアスポットに行き、自動車を借りて地域を巡る。カーステイの車中泊スポットは三浦半島に現在5カ所。観光客は三崎港(三浦市)周辺に集中するが、自動車を使って半島各地に点在する自然や史跡、食文化なども楽しんでもらう。京急の担当者は「三浦半島全域を網羅する新しい形の旅行・観光の創造を目指す」と話す。

キャンプ場では新型の宿泊施設が誕生する。神奈川県小田原市のキャンプ場「RECAMPおだわら」は、建築系スタートアップのヴィルド(川崎市)と共同開発したバンガローのような宿泊施設「キャンプ・ポッド」を新たに設置し、17日から宿泊を始めた。

定員は3人で、木の板をらせん状に組み立てる「これまでにない構造で、楽しくわくわくする見た目」(同社)にしたという。デザイン性が高いほか、雨や日差しをしのぎながら自然の風や柔らかい光を室内に取り込む。ボルトとナットだけで接合でき、簡単な工具で組み立てや解体もできる。

キャンプ場もある横須賀市の公園「ソレイユの丘」では31日から、トレーラーハウス型の宿泊施設「スタイルキャビン」で泊まれるようになる。これまでバンガローはあったが、トレーラーハウスは初めてだ。キャンプブームで休日はバンガローの予約が取れない日もあり、宿泊施設を増設した。

スタイルキャビンにはBBQができるデッキ空間があり、三浦半島の食材を公園内で買えば専用グリルで楽しめる。テントを張ったキャンプからトレーラーハウスまで多様な宿泊形態を可能とすることで施設の魅力を高める。

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