「鬼滅の刃」公開3日の興行収入、46億円で過去最高

東宝は19日、新作映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が16~18日の3日間で46億2311万円、観客動員が342万人でいずれも過去最高だったと発表した。集英社の人気漫画を原作とし、テレビ放映などもあって人気に火が付いている。新型コロナウイルスの影響で映画各社の興行収入が落ち込むなか、観客の呼び戻しに期待を集めている。
16~18日の3日間、全国403劇場で公開された。公開初日である16日の興行収入は12億6872万円、動員数は91万人。平日に国内で公開された映画としてはいずれも過去最高だった。17日の興行収入は17億172万円、動員数は127万人だった。18日は興行収入16億5266万円、動員数123万人だった。土・日曜でみても過去最高だった。
新型コロナの影響で映画館の業界団体は、座席をすべて開放する場合、感染症を防ぐため食事をさせないように求めている。ポップコーンなどの販売は採算が良く、東宝は全席販売に慎重な姿勢だったが、集客が見込める鬼滅の刃については16日の公開から3日間、全席販売に踏み切っていた。
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