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広島電鉄、全路線で終電30分繰り上げ コスト削減

広島電鉄は11月16日から、広島市内の路面電車など全路線で終電を約30分繰り上げると発表した。新型コロナウイルスの影響で収入の落ち込みが続いており、利用客の少ない時間帯の運行をやめてコストを削減する。市民生活のほか、繁華街の飲食店などにも影響が広がりそうだ。

市内を走る路面電車や鉄道の宮島線(広電西広島―広電宮島口)の終電を25~32分早める。例えば、広島駅発の広電宮島口行きはこれまで午後11時26分が最終だったが、午後10時59分となる。通勤や帰宅のピークを除いた日中や夜間を中心に減便し、全体の運行本数も約1割減らす。

コロナによるテレワークの広がりや外出自粛などで広電の利用者数は減った。8月時点で日中が前年同月比2~3割減、午後9時以降は半減した。

当面は利用者数がコロナ流行前の水準に戻らないと判断し、減便を決めた。広電は「サービスを継続するため」(担当者)と理解を求めている。将来的に利用者が大きく回復すれば、従来のダイヤに戻す予定という。

同社はコロナの広がりを受け、4月末に運行本数を3割程度減らし、5~6月に通常のダイヤに戻していた。

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