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日立ABB、英仏送電線で通電試験

日立製作所の送配電網子会社である日立ABBパワーグリッドは19日、英仏海峡の海底送電線プロジェクトで最終的な試運転となる通電試験を始めたと発表した。高圧直流送電技術を活用している。完成すれば英国の電力需要の1.2%、最大100万世帯分の電力需要に相当する余剰電力を相互に融通できる。2020年度の完成を目指す。

同プロジェクトは17年に英国の送電会社ナショナル・グリッドから受注した。英国南部のポーツマスとフランス北西部のカーン近郊の全長239キロメートルを、送電容量100万キロワットの送電線で結ぶ。

高圧直流送電技術を使う。交流から直流に変換した電力を海底ケーブルを介して送電し、再び交流に変換して家庭や工場などに供給する。電力損失を抑えながら大量の送電が可能という。

完成すれば英国の洋上風力やフランスの原子力発電所でつくった電力を相互に融通できる。電力損失の抑制や低炭素電源の利用拡大により、運用開始から1年間で120万トンの二酸化炭素(CO2)削減につながるという。

日立ABBパワーグリッドは日立がスイスの重電大手ABBから送配電網(パワーグリッド)事業を約7500億円で買収し、7月に発足した。(花田幸典)

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