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OKI、プリント基板製造の子会社2社を統合

OKIサーキットテクノロジー本社(山形県鶴岡市)

OKIは19日、全額出資子会社でプリント基板を製造するOKIサーキットテクノロジー(OTC、山形県鶴岡市)と、沖プリンテッドサーキット(OPC、新潟県上越市)を2021年4月1日付で統合すると発表した。OTCがOPCを吸収合併する。それぞれの技術や拠点、販売網を一体化することで付加価値を高め、電子機器の受託製造サービス(EMS)事業のシェア拡大を目指す。

新会社の社長は未定で、従業員数は739人。両社に所属する社員をそのまま移籍させる。OTCの鶴岡工場と、OPCの上越工場と東京都青梅市にある工場をそのまま引き継ぐ。売上高は非公開だが、22年度の売上高は19年度比で3割増を目指すという。

OTCは放熱能力の高い基板や屈曲性に優れた基板などを製造し、航空宇宙分野や通信基地局向けに少量多品種の需要を開拓している。OPCは多層積層や精密な穴開けの技術を有し、半導体検査装置などに納入実績を持つ。3つの工場を一体的に運用することで製造効率を高める。

基板の設計図面をもとに耐久性や性能、コストをシミュレーションできるOPCの技術も新会社で活用する。両社のノウハウを組み合わせてより難度の高い製品の受注を目指す。販売や営業の機能は統合や拠点共用により最適化する。

OKIは4月にATMやプリンター、EMSなどの事業を再編し、コンポーネント&プラットフォーム事業本部を新設した。開発や設計のリソースを集約することで、EMSで上流工程の設計から製造まで一括で受注するビジネスを加速させていきたい考え。(橋本剛志)

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