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資金流入続く投信、つみたてNISA対象が上位に

投信ランキング

投資信託の人気は相場環境などによって浮き沈みが激しい。投資テーマのはやりすたりや値動きによって、資金流入が増えたり減ったりする傾向がある。今年はコロナショックで相場が大きく変動したが、そんななかでも長期にわたって資金を集めたファンドを調べてみた。

調査対象にしたのは、2020年9月末時点で運用中の国内公募の追加型株式投資信託(ETF、DC・SMA・ラップ専用除く)。毎月の設定額から解約額を差し引いた資金流入超過が続く月数が長い順にランキングしたところ、1位は「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」の92カ月(7年8カ月)だった(図表参照)。同ファンドは国内株式を投資対象とし、配当込み東証株価指数(TOPIX)に連動した投資成果を目指す。つみたてNISA(積み立て型の少額投資非課税制度)対象商品で、5年リターンは27.8%のプラスだった。確定拠出年金(DC)向けにも活用されている。

2位は「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の82カ月(6年10カ月)。先進国株の代表的な指数である「MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)」との連動を目指すファンドで、5年リターンは49.2%のプラスだった。つみたてNISA対象商品で、信託報酬は0.10230%(税込み・年率)と上位10本中最も低かった。13年12月の新規設定から20年9月まで、月次ベースでずっと資金流入が続いている。

継続月数が58カ月(4年10カ月)で並んだ8位の「LOSA長期保有型国際分散インデックスファンド<愛称:LOSA 投資の王道>」と「たわらノーロード 先進国株式」も、15年12月の新規設定以降、資金流出した月はない。また上位10本中6本がつみたてNISA対象商品であり、若年層を中心として積み立て投資が広がってきていることも資金流入の継続に影響しているようだ。

上位ファンドで純資産総額が最も大きかったのは、「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」で、継続月数は3位の81カ月(6年9カ月)。国内外30カ国以上の株式と10カ国以上の債券に分散投資するバランス型で、9月末時点の純資産総額は2172億円だった。

上位ファンドでリターンが1年、3年、5年全ての期間で最も高かったのは10位の「大和住銀DC海外株式アクティブファンド」だった。世界各国の株式に投資するファンドで、5年リターンは109.0%と好調だった。8月末時点の月次リポートによると米国株式への投資が5割超で、業種別ではソフトウエア・サービスが18.1%と最も高かった。組み入れ銘柄数は70で、上位にはIT大手の米アマゾン・ドット・コムや金融大手の米モルガン・スタンレーなどが並んだ。

(QUICK資産運用研究所 西本ゆき)

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